2026年1月25日日曜日

感情で決めると壊れる理由|感情を「判断材料」に変えるデシジョンループ ― デシジョンループ2日目:感情は敵じゃない、混ぜると壊れる ―





本文

迷っているときほど、感情は強く出る

判断に迷っているときほど、
こんな感情が出てきませんか。

  • 焦る

  • 不安になる

  • イラッとする

そして、
「今は決めない方がいい気がする」
そう感じる。

今日は、
なぜ感情があると判断が歪みやすくなるのかを、
感情論ではなく構造で整理します。


よくある誤解

感情は判断の敵なのか?

よく聞く言葉があります。

  • 感情は判断の敵

  • 冷静じゃないと決めてはいけない

  • 感情的=ダメ

間違ってはいません。
でも、正確でもありません。

本当の問題は、
感情があることではありません。


問題は「混ざること」

本当の問題は、
感情と判断を混ぜてしまうことです。

  • 不安な状態で出した結論

  • 怒りの勢いで出した結論

それを区別しないまま、
「判断」だと思ってしまう。

この状態だと、
あとからズレやすくなります。


服の例で考える

前回の服の例を使います。

外に出たとき、
「なんかダサい気がする」と感じた。

恥ずかしさや不安が強いと、
「もうこの服は着ない」と
即決してしまうことがあります。

でも、これは
判断ではなく感情の反応です。


感情が主語になると起きること

感情が主語になると、
こうなりやすい。

  • 避ける

  • 切り捨てる

  • 極端な結論を出す

「恥ずかしかった」
→「だからダメ」

これは弱さではありません。
身を守るための自然な反応です。

だから、
感情は悪者ではない。


感情が荒れたとき、最初にやること

感情が強く出たときに
最初にやることは、シンプルです。

まず、戻る。

  • 落ち着く

  • 距離を取る

  • その場では判断しない

ここで、
正しい結論を急いで出す必要はありません。


次にやること

感情に名前をつける

戻れたら、次はこれです。

感情に名前をつける。

  • あ、これは恥ずかしさだ

  • 今は不安が強いな

この「ラベル貼り」だけで、
感情は
判断そのものから
判断の材料に変わります。


感情を材料にするとは?

感情を材料にする、とは
こういうことです。

  • ×「恥ずかしい、だからこの服はダメ」

  • ○「恥ずかしいと感じた。次は落ち着いた色を試す」

感情は
次の更新のヒントになります。


判断を前に進め直す

ここで、
デシジョンループに戻します。

  • 判断

  • 行動

  • 結果

  • 回収

  • 更新

感情は
判断の理由にはしない。

回収の材料として使う。

これで、
判断は壊れずに進みます。


AIミラーの役割

一人で考えると、
感情を無意識に正当化してしまいます。

だから、
壁打ち相手として
AIミラーを横に置く。

聞くのは、これだけ。

  • これは事実?

  • それとも自分の感想?

すると、
「それは事実ではなく、感じ方ですね」
と返ってくる。

ここで初めて、
感情と判断が混ざっていたことに気づけます。

これは判断ではありません。
回収の工程です。


戻るのが難しい人へ

もし、
「戻ること自体が難しい」と感じる場合は、
戻る基準を作る考え方
セルフアンカーを先に整えるのがおすすめです。


まとめ

感情は、判断を邪魔する敵じゃない。

感情で決めると壊れる。
でも、感情を見てから決めれば進める。

次回は、
「失敗は判断ミスじゃない」という話。
失敗の扱い方で、
デシジョンループは止まるか、回り続けるかが決まります。


🧭 このブログの読み方

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「判断が外に置かれる構造」を解体し、
AI時代に主体性を取り戻すための思想ログです。

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